2020/11/17
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」読み終わった。
また読み直したいと思える小説だった。
SFは自分的にはあまり馴染みのなかったジャンルだけれど、抽象的な思想が根本にある物語に関しては、こういう形のほうがうまく表せられるのかも知れないと思った。
やはり、人から勧められた本を読むのは良い。この本はアニメの中で勧められていた本だけれど、その良さは損なわれないように思う。
人の本を借りる良さというのは、借りた人の考え方や見え方が変わるところであるように思う。今回、槙島聖護から勧められた本を読んで思うのは、彼もまた社会に絶望している張本人だったということだ。
良い夜であった。