ウェブの駄文

駄文です。個人的なものです。

2021/03/07

僕はあまり人のいうことを気にしない性格をしている。というか、人を無意識的に自分の心から遠ざける癖が付いちゃってるので、他の意見を理性的にしか受け取ることができない。誰かがいったことで気分が良くなったり、夜眠れなくなったりすることは、他の人より少ないのではないかと思う。

けど、僕にも誰かを危ないくらい心の近くにおいた経験はある。なんなら今でもまだ根っこの方で眠ってる。

人間の人格形成に大切な思春期をある特定の他者と共に過ごすことは大変危険なことだ。自分の考えとその人の考えがごっちゃになるし、成長しきって自我なんてものが確立したようにみえても、グラグラ揺らされる余地が残ってしまう。「来世ではちゃんとします」では、昔付き合っていた人のSNSを覗くことを "心のリストカット" と定義していた。おもしろい。

肉親でもいいし、敬愛する先生でもいいけれど、自分の性格をつくってくれた人の言葉は根っこの方をぶったたく。いつもやるように「あーはいはい、なるほど、そういう意見もあるよね、でも…」なんて受け流す事ができない。クリティカルヒット。避けきったと思ったところにもう一段階伸びて顔面ヒット。頭クラクラで一発ケーオー。ってなってしまう。